大きな夢に注意を

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夢があることは、生活を楽しくさせてくれる。

大きな夢があると、困難に立ち向かっていく勇気と努力が湧いてくる。

しかし、大きな夢や大きな理想を抱くことで、大きな不幸に心を打ち砕かれることもあります。

大きな夢を描いても、今の自分と比較しては、ため息をつき、できない自分、満たされない自分をよけいに意識する人が多いのではないかと思います。

ひどいときには、自分を否定的にしか見られなくなることもあります。

誇大な夢を描くことを手放しに勧めることが多いのが、現代です。

でも、それ、要注意です!

叶うか叶わないか分からないからこそ「夢」

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確かに、中には、大きな夢を描いて、ブレもせずに成功に邁進し、成し遂げられる人もいます。

今現在の満たされない悔しさや怒りをエネルギーにして、ガンガンやりきる人もいます。

しかしながら、そうではない人のほうがほとんどです。



夢を諦めたり、希望を持つことをやめるのではなく、大きな夢や希望を抱く前に、今の自分の環境の中に、幸せの要素を見つけることのほうが大事なのだと思います。

たとえ、今の自分には幸せの要素がとても乏しいと感じられたとしても、今の自分を否定しないこと。

夢を追いかけるのであれば、追いかけている自分をほめてやったり、追いかける過程を楽しむことが大事だと思います。

「かなわなければ夢じゃない」

という言葉をよく目にしますが、そもそもその言葉をよくよく見ると、矛盾していますよね。

叶うか叶わないか分からないからこそ「夢」なのだと思います。

叶わないからといって、それがそのまま「不幸」だと決めつけることに、大きな違和感を覚えます。

「夢」=「幸福」 と考えてしまうと、夢が破れたら不幸な生活しか待っていないということになります。

今現在の幸せを知ること

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2017年3月に発表された日本財団の「自殺意識調査2016」によれば、

自殺未遂経験者は、「理想の幸福感」と「現在の幸福感」の差が大きいという結果が出ていました。

まさしく「今現在の幸福」のかけらさえ見られないことの苦しさが、そこに表れているように思います。

理想の幸福がどんどん遠のく現実があっても、今現在の幸福のありかを知っていれば、そこまで自分を追い詰めることもなかった人もいたに違いありません。



私たちは、大きい夢や希望を抱いたとしても、挫折したときにも自分のがんばりを認め、今現在の大切な幸福も忘れないでいましょう。