道路工事箇所でのイライラ

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鳥取県は、昨年の10月に震度6の地震にみまわれました。

いまだに屋根がブルーシートに覆われている家も少なくありません。

道路もあちこちで工事が続いています。

急いでいるときに限って、何度も工事箇所で赤い旗を振られては停車します。

長い区間が片側通行になっているところでは、待ち時間が長いために、待ちきれない人がいらだたしそうにクラクションを鳴らしていることがあります。

その気持もわからないでもありませんが、待っているこちらまでよけいにイライラさせられるようで、あれはちょっと止めていただきたいものです。

普段は温厚な人でも、車の運転中は人が変ったようにワイルドな性格にスイッチしてしまう人がいます。

かく言う私も、実は免許取りたての若い頃は、けっこうカチンときたり、イライラするタイプでした。

誘導員さんにぞんざいな命令口調で言われたときなど、鬼の形相で怒鳴ったりしたこともありました。

もちろん、その後大いに反省するようになりました。

怖いお兄さんの罵声

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ずいぶん前のことですが、交差点で停車中に、あまりにも待ち時間が長いために、誘導をしている人を見るともなくずっと眺めていました。

寒い風にさらされながら延々と気が抜けない状態で気を配りながらの誘導作業です。

それなのに、爆音のようなクラクションを鳴らし、窓を開けて罵声を浴びせらる人がいました。

「いつまで待たせとんだ、てめえ! チャッチャと流さんかい、このボケっ!」

と、今にも車から降りて誘導員さんに飛びかかる気配でした。

「おいおい、それは誘導員さんのせいじゃないだろう」

と・・・声に出さずに、心の中で思いました。

見るからに怖そうなお兄さんが、延々と非難の言葉をシャウトしている間に、通行可になり、慌てて車を出していました。

どうせなら気持ちよく

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それからしばらく、反省しながら車を運転していました。

いくらなんでも誘導員さんに文句を言ったりなどしませんが、赤旗を振られて止められた瞬間、自分が反射的に「ムッ!」とした表情をしていたことを思い出しました。

これはいかんな、と大いに反省しました。

それからは、停車を指示され、通行可になって誘導員さんの横を通り過ぎる時には頭を下げるようにしています。

地震で不便になった道路が、少しずつ改善されて行くのも、工事作業をする人や交通整理をしてくれる人のおかげだなあ、とちょっと道徳くさい感じではなはだ恐縮ですが、そう思うのです。

頭を下げても、中にはブスっとした表情の人もいますが、自分が寒空の下で延々と誘導作業をしていたら、そうそう愛想よくしてられないよなあ、と思います。

中には、気がついて笑顔で頭を下げてくれる人もいます。

消防士時代に、必死になって救助作業をしているときに、

「おい、消防、早く助けろ! この税金泥棒が!」

などと酔っぱらいにヤジられることがよくあったので、誘導員さんの笑顔を見ると、ちょっと幸せな気持ちになります。

日常生活の中で、ほんの小さな幸せを感じられることって、きっとほかにもたくさんあると思います。

こんな小さな幸せを味わうことも、メンタルヘルス的にもとても有効だと思う今日この頃です。

そんな小さな幸せを、探してみませんか。