笑顔でいれば幸せになれる?

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毎日、笑えてますか?

無理して笑顔を作ってないですか?

アメリカの心理学者ウィリアム・ジェームスの

「楽しいから笑うのではない。笑うから楽しいのだ」

という有名な言葉があります。

さらに、ポジティブ心理学の大発見と言われる

「成功するから幸せなのではなく、幸せだから成功するのだ」

という、これまた最近よく目にする言葉があります。


なるほど、まずは笑って楽しくなって、幸せを感じて成功すると、これほど理想的なことはありませんね。

しかし、なんにもないのに笑うのは難しいし、つらいことがあったときに笑うのは至難の業です。

逆に、顔では笑っていても、心の中はさみしさや悲しさの冷たい風がビュービュー吹いていることだってあります。

笑顔になっても心は悲しい

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「お前のような強いメンタルになりたい」

私が消防士時代には、そんな言葉をよく上司や先輩に言われました。

「お前だけは絶対にうつになることないだろうなあ」

とも言われました。



そんな私でしたが、自分の心がもろくも崩れそうになるのを感じていた頃がありました。

消防という心身ともに元気いっぱいでなければならない業種にいながら、心の元気が枯れていきそうでした。

元気がなくなればなくなるほど、それをさとられまいとして元気いっぱいを装っていました。

大きな声で冗談を言って、大きな声で笑っていました。

心の中はぜんぜん笑えてなくて、苦痛以外のなにものでもありませんでした。

自然な笑顔になる日まで無理はやめよう

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笑顔になっても楽しくならないことだっていくらでもある、というのも事実です。

それどころか、無理な笑顔はよけい体に悪く作用するケースもあるといいます。

本当の感情を隠すことが、ストレスになり免疫力を低下させるのです。

こんなときこそ笑顔にならなければ、と無理をして口角を上げて笑顔を作ることが、決していい状況を作ってくれるわけではないようです。

ハートマス財団の研究では、マイナス感情を抑圧すると、免疫系の病気、気管支喘息、高血圧、がん、うつ病に結びつくという結果が出たそうです。

笑顔になれないつらいとき、悲しいときには、無理して笑顔にならないほうがいい、ということです。



悲しい時には、悲しみ、涙を流すことで、心のデトックスをした方が健康にいいと言われています。

気持ちが軽くなって自然に笑顔になるまでは、感情にふたをしないで自分の正直な感情を認めてあげましょう。

心の中の嵐や、凍てつくような悲しみを、大切な人とともに癒やして、ふたたび自然ないい笑顔になれる日を待ちましょう。