孤独を感じるとき

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自分が孤独だと感じることがありますか?


一人暮らしが続いて、孤独感が深まる人。

中には、家族と一緒に暮らしていても、孤独だと感じている人もいます。

仲間に恵まれていても、不幸な出来事にあって、孤独を感じてしまうこともあります。

孤独を感じると、いろんなことに否定的になりがちです。


なんで自分だけこんな思いをするんだろう

なんで自分だけがこんなところにいるんだろう



人と一緒にいても感じる孤独が、やり場のない怒りになることがあります。

そんなときには、もっと他のつながりがちゃんとあることが、つい見えなくなっています。

両極端な一人住まいの高齢者

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消防士時代は、そんな孤独をかかえた人と接する機会が多くありました。

一人住まいのお年寄りの急病で、救急出動したり、

一人住まいの後期高齢者のお宅を、防火診断のために訪問したり。

同じように一人住まいの方でも、強い孤独感を感じる人と、そうでない人とがいました。

ずっと怒ったような表情で、怒ったようなしゃべり方をする人。

にこやかな表情で、優しい口調で話す人。



県外に住む子どもたち家族と行き来が途絶えているある男性は、吐き捨てるようにいいました。

「苦労して育てたのに、あいつらは、わしのことなんか何にも考えとらんのだ」

ご近所さんのことをたずねてみると、ほとんどつき合いはないと言っていました。

日常的な怒りが刻んだような眉間のシワをさらに深く寄せながら、体の痛みを訴えていました。

長年の孤独が体をもむしばんだのではないか、と思われました。



ある女性は、訪問した私たちを大喜びで部屋に招きいれてくれました。

こたつの上には編みかけのセーターがありました。

お孫さんに贈るために一生懸命編んでいるんだと、嬉しそうな顔で教えてくれました。

タンスの上にも、下駄箱の上にも、遠くで暮らす家族の写真が立ててありました。

「近所の人によくしてもらうからさみしくないのよ」

と笑う顔は、実年齢よりもはるかに若々しく見えました。

遠く離れた存在を身近に感じるために

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孤独を感じて、さみしさと怒りがだんだん積もってきたら、それが日常にならないために人とのつながりを感じてみましょう。

家の中に一人でいても、遠く離れた家族を身近に感じることで、さみしさは薄らぎます。

距離で隔てられていても、身近に感じられる方法はいくつもあります。

大切な存在を朝な夕なに思い出すことも、手紙を送ったり、電話で連絡をとることも。



仕事がうまくいかない
人間関係がこじれた
理解者がいない

マイナスな出来事があると、人は孤独を感じてしまいます。

まわりの人からバカにされているのではないか

みんなが自分を無能だと噂しているのではないか

そんな思いすごしが、どんどんリアリティーを増してきます。

怒りが自分に向かい、自己否定が強くなる前に、思い切って親しい誰かと連絡を取ってみましょう。