完璧主義に苦しむ

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自分の完璧主義に苦しむ人がいます。

なんでも完璧にやらないといけないと思い込み、完璧でなかったら絶望的になる人。

完璧主義である限り、自己評価が高くなることは難しいようです。

まず、どんなジャンルの事でも、完璧であることは神様でもないかぎり、ありえないことです。

一見、完璧に見えたり感じたりしたとしても、視点が変わったり、また時間が経過すると、その「完璧さ」は、もろくも崩れ去ります。

「完璧」という概念自体を、人間の生活に導入することに、そもそも矛盾があるのかもしれません。



人間関係でも、完璧主義になってしまうと、たちまち苦しくなってしまいます。

どの人との人間関係でも、完璧であらねばならないと考え、理想的なふるまいをしようと無理をしてしまう。

しかし、神様でもない限り、人は皆に平等に接することもできないし、いつも優しくしてあげられるわけでもありません。

自分でも気づかない完璧主義

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そこまでの完璧主義ではなくても、自分なりのやり方が正しいと信じ、人を信用して任せられないということもあります。

人に任せることができないため、全部を自分の手でこなしてしまおうとする人、意外に多いのではないかと思います。

自分では完璧主義だとはまったく思っていないのに、ある特定なことに関しては、意外に完璧主義だったりすることもあります。


それがいい意味での「こだわり」であるうちはいいんですが、「こだわり方」が強すぎて、他から見ると「完璧主義」にしか見えないこともあります。

職場でも、何でも自分でやろうとするには、仕事量が膨大で、無理をして時間を削ってまでやることになり、結果中途半端になってしまえば、それも自己評価を下げる原因になります。

なんでも完璧にこなそうと考えると、安らぐ間もなくひたすら無理をするか、完璧にできないことには向き合わないようになり、何もやらなくなるかになります。

どちらにしても、生きづらくなることには間違いはありません。

完璧主義を脱するための「トリアージ」

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「トリアージ」という言葉を、聞かれたことありますか?

フランス語で「選別」という意味です。

救急事故で傷者が発生した場合、全員を医療機関に搬送するのが原則ですが、大勢のケガ人が発生した場合などは、短時間で全員を搬送できないので、一人でも多くの人命を救うために、やむを得ず搬送や治療の優先順位を決めます。

救急現場では、優先順位を決め、「トリアージタッグ」という札で搬送順位がひと目でわかるようにします。

万人に対して、まさしく完璧であるべき救急搬送であっても、やむなく優先順位をつけなくてはならない状況もありうる、ということです。


その考え方は、人生のいろんな場面で活用すべき考え方だと、私は思います。

完璧主義の苦しさから脱するには、完璧主義をやめることですが、幼い頃からそういう考え方で育てられたりしていれば、なかなか簡単にはいかないかもしれません。

今まで自分を支えてきた価値観を否定することは、なかなかすぐにはできません。

100点満点を目指してやってきたものを、60点でオッケーを出せるようになるには、かなりトレーニングが必要になります。

そんな時は、優先順位をつけて、100点満点をクリアできる対象を絞ってみてはどうでしょうか。

そうです、それも「トリアージ」なんですね。

時間の多くを費やしてクオリティーの高い結果を出す必要のあるものを、まずは取り組んでみる、とか。

そのほかについては、割り切ってほかの人に任せてしまう。



人間関係も、どの人にも「いい人でいよう」と完璧を目指すと、
「あの人、誰にでもいい顔しているのよ」
などと言われる可能性もあります。

あるいは、どの人にもいい人でいようとして、すべてが中途半端になってしまい、心を許せる友達ができないなんてことにもなりかねません。

まず一番時間をかけても会っておくべき人、相談すべき人、一緒に楽しむべき人を優先して選択することは、とても大事です。



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