子どもが話してくれないのでさみしい

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友達とはあんなに楽しそうに話しているのに・・・

子どもが思春期になって無口になると、親はとてもさみしい思いをします。

学校から帰るとすぐに、

「お母さん、あのね、あのね」

嬉しそうになんでも話してくれたのに、今ではなんだかつまらなそうな顔をしていて、ちっとも話しかけてくれない。

子育て講演会などで出会うお母さんの多くは、そんなことを話されます。



男の子も、高校生くらいになると、無口になるだけではなく、親に向かって何かと文句を言ってきます。

何がそんなに腹が立つんだろうと思うくらい、いろんなことに怒りをぶつけるようになります。

親離れしていこうとしている正常な、喜ぶべき成長過程なのだ、と頭ではわかっていても、どうにもさみしくてならないのが親の心ですね。

反抗期のときには子どもは気づかない

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「今は可愛い子どもが、これから何年か先に、反抗期を迎えますよ」

10月15日に、鳥取県米子市で「加茂中校区三校合同人権フェスティバル」という2つの小学校と1つの中学校の保護者さん達の講演でそんなお話をしました。

「何か話しかけても、『うるせえなあ』なんて、にらみつけてくるようになりますよ」

と言うと、会場のお母さん方の中に「えーっ!」というため息まじりのどよめきがおきました。

頭ではわかってるんだけど、やっぱりそうなのか、という雰囲気でした。

「それでも心配しないでください。いくら憎まれ口をたたくようになっても、ちゃんと愛情を注いであげていれば、そんな反抗期のときもちゃんと愛情を心に蓄えていますよ」

そんな話をして、実例の画像をプロジェクターで見ていただきました。

非常にプライベートな画像に、笑い声がおこりました。

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反抗期のときには、心の中に親の愛情が注がれていることに、自分では気がつきません。

親に対する思いがなくなったわけじゃないけど、友達のこと、気になる異性のこと、勉強のこと、目に映ったりかかわったりする大人社会のこと、いろんなことが頭の中に渦巻いています。

一緒に暮らす幸せ

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今年の夏、私の次男の結婚パーティーのラストで、親への思いをしっかりと伝えてくれました。

「高校生の頃は、正直お母さんはうるさいなあ、なんて思っていましたが、大阪で一人暮らしをはじめてから、自分のことを思っていろんなことをやってくれたことに気づきました」

そう語っていました。

10代の頃には、メールにほとんど返信しなかった次男ですが、今では妻とも私ともよくラインでやりとりしています。



子どもが反抗期のときには、

「生意気なこと言ってるけど、本当はちゃんとわかってくれてるんだから、もう」

なんて思いながら、さみしさに耐えながら愛情を注ぎましょう。

同じ空間で一緒に生活できる幸せを、しっかりと味わいながら。