焦る心に「ゆっくりは」は通じない

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病気が長引いたり、努力がなかなか実らなかったりすると、誰でも気持ちが焦り気味になります。

そんなときに、誰かから

「焦らなくても、ゆっくりじっくりやればいいよ」

と言われても、「焦りたくて焦ってるんじゃないのに」なんて思ってしまいます。

善意から言ってくれているのだとわかっているし、もし逆に

「もっともっと頑張らなきゃいけないよ」

なんて言われたら、怒りが爆発してしまうかもしれないけれど、それでもやっぱり「ゆっくりしなさい」という言葉は、心を慰めてくれません。

前に進みたい気持ちが焦りになる

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確かに、状況や心理状態がよくないから焦って、焦ると集中力を欠いたりして、よけいに物事がうまくはかどらなくなることが多いです。

それでも、焦ってしまうのが人の心というものかもしれません。

いつかはこの現状を打開して、問題解決できるだろうと、頭では分かっていても、なかなか進まないことに胸が苦しくなるほど焦ったり。

じっくりと養生したり、時期を待たなくてはならなかったりしても、それでもなおかつ前へ進みたいと思う気持ちが「焦り」となって生じることがあります。

焦る気持ちは、もっと自分はやれるはずなのにという思いや、もっと前へ進みたい、なんとか成果を出したいという思いがきっかけにことが多いようです。



よくよく考えてみれば、「焦り」が生じる根本は、ネガティブなことだけではなく、よりよい結果を出したいというポジティブな思いがあるからではないでしょうか。

なんとか今の悪い状況から回復し、元気になりたいという強い思いであるのかもしれません。

焦る自分を認める練習

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私も、焦って焦ってどうしようもない数年を過ごしたことがありました。

消防を脱サラする前に思い描いていたプランどおりにいかないまま、月日が過ぎていくことに焦り、どうしたらいいのかわからず、模索していました。

自分らしくない世界にも顔を出したり、自分らしくないプランを練ったりもしました。

焦って、自分らしくない方向を向いた自分を許せない思いがあふれ、どこを目指しているのか見えなくなりました。

人から言われた「焦らず、ゆっくり」の言葉は、心にまったく響きませんでした。

月日が過ぎ、焦る自分を、「それもしかたない」と言い聞かせるようになり、やがて実際そう思えるようになって、気持ちはとても楽になりました。

揺り戻しのように、焦りが舞い戻るたびに、そんな自分の感情を認めることで、前を向けるようになりました。

焦りが生じたら、それはよりよい自分を目指しているからだと考えるようにしましょう。

「あっ、どうしよう、どうしよう」

と焦っていることに気づいたら、

「焦っているな。でも、焦ったっていいよね。だってたいへんなんだから」

と自分をいたわってあげましょう。

人の言葉には反感を持っても、自分自身が焦る感情を認めていく練習をすると、少しずつ焦りのレベルが下がってきます。



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